K-xの電源について

k-xの電源について

 NETでも話題になってたk-xと充電池の問題ですが、自分も購入した時点ではそんな問題があるとは全然知りませんでした。
 購入後付属のリチウム電池を使用し設定や試し撮りをした後、そろそろ繰り返し使える充電池にしようと思い、ニッケル水素充電池で有名なPanasonicの「エボルタ」を18本購入、18本もですよ(笑)
早速付属のリチウム電池と入替えて電源ON。「あれ?バッテリー残量がオレンジ」(残量約半分?)
で、数枚撮ったら撮影不能(>_<)
なんじゃこりゃ〜┐('〜`;)┌ って事で、NETで調べてみたら、あるはあるは関連事例。
「Panasonicのエボルタはダメ」だの「SANYOのエネループは大丈夫」だの、「リフレッシュ充電した方がいい」とか、そんなに充電池は微妙なのか? そんなんじゃ手軽に使えないっちゅうの〜(>_<)
他には「ファームアップすれば解決する」とかも書かれていた。
PENTAXのHPを見てみると、ファーム1.01で電源関係の改善とあったが、自分が購入した時には既にファーム1.02が公開されていたので、早速1.02をインストールしてみた。
ファームアップも無事に終了して、再度エボルタを入れ電源を入れてみたが状態は変らない・・・
で、取説を再度確認してみると、使用する電池によって設定を変える必要があると書いてあるではなの(>_<)
取説を読むのが嫌いな俺だが、全部読まないとダメか〜(^_^;)面倒だな〜
電源設定を「ニッケル水素」にして、またまたエボルタを入れ電源ON。(自動判別って項目もあるんだけどな〜?)
あれ?まただめだ(>_<)
調べてみたら、「リチウム電池を抜いてから1分以上放置」してから、充電池を入れないとダメらしい。 カメラが以前の電池情報を記憶してるらしいのだ・・・(面倒臭いな〜)
充電池を抜き2分ほど放置して、また入れて電源ON。
え?またダメだ(>_<)
またまた調べてみたら、購入直後の充電池は内部の化学反応が低下しているため、使用する前に充電した方が望ましい」とあったので、早速充電池をk-xから抜いて、充電開始。
充電ランプが消え、準備OK。
カメラに入れ、電源ON!
お!インジケータが緑色に染まった〜〜(^^)v
始めて見る緑色(満充電の色)に興奮してしまった(笑)
k-xの後続モデルk-rが発売されて数ヶ月経つので、今更こんな説明は要らないと思いますが、一応まとめておきます。

★ニッケル水素充電池を使用前に必ずしなくてはいけないこと★

@ファームウェアのアップデート
 1.02をメーカーサイトよりダウンロードしてインストールする
 http://www.pentax.jp/japan/support/download/digital/kx_s.html
A充電池の再充電
 充電池内部の活性化のため(購入直後でも再充電)
Bカメラ本体の設定変更
 メーニューを開き、電源の種類を「ニッケル水素」に変更する
C電池の交換
 電源を切りリチウム電池を抜いたら、1分以上放置した後に満充電したニッケル水素充電池を入れる
D電源ON


以上のような手順で、カメラ本体に「今後はニッケル水素充電池を使用します」と認識させる必要があるようです。
次は、エボルタを満充電して何枚撮影出来るかテストしてみました。
結果1,300枚以上(疲れたので1,300枚で止めました(笑))
内訳は約半分の700枚程度はストロボを使用しての撮影です。
インジケーターは300枚くらいで緑から黄色に変り、800枚くらいで赤になってしまいましたが、それから500枚以上撮影出来ました。
すったもんだした割には、想像を遥かに超えた結果にびっくりしました。

以上で、「PENTAX k-x の電源問題について」でした。

ps
ニッケル水素充電池の特性や保存方法は↓をご覧下さい。
http://industrial.panasonic.com/www-data/pdf/ACG4000/ACG4000PJ2.pdf